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2009年5月設置
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クラクソンズ「サーフィン・ザ・ヴォイド」を聴いて

クラクソンズ、久しぶりの新作だ。



前作で「ニュー・レイヴ」などという、実体のあるようなないような(結局なんだったの、アレww)シーンの寵児に祭り上げられ、

ずいぶん苦労したろうが、今作で払拭出来るのではなかろうか。





今作を聴いて感じたのは、60年代あたりのロックに対する情景のようなものがアルバム全般を通じて漂っているところ。


これは彼らと同年代のMGMTやザ・ドラムスにも共通したムードだ。
(タイトルにある「サーフィン」も、この世代のバンドの作品に頻繁に出てくる。)





新世代らしいザッピング感覚というか、様々な要素を取り込みガチャガチャしたwwハイブリットなアレンジをしつつも、

一過性のサウンドやスタイルに寄り掛かることなく、良質のメロディとハーモニーを楽曲の中心に据え、ガチンコ勝負で行ってる点が非常にロック的なエッジを出していて、久々にツボな感じ。




個人的にはMGMTより好きだな。


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